喪服話みたび

2002年6月15日
 今日(6月18日)たまたまちらっと耳にした話。
 米国では、弔事の際には、服装を黒一色でまとめてしまっては、却って悪いらしい。それでは遺族に対して、まるで悲しみを強制するようになってしまうから、なのだそうである。
 だからといって、赤いドレスを着ていく、などというのは、当然ながら、論外とのこと。しかし、例えば、パステルカラーを部分的に使ったりして、印象を和らげたりするのだそうだ。
 告別式は、死者をあの世に送り出すものだから、思い出話などをして、時には笑ったりもする(大笑いではないけれど)、とか。
 
 
 ところで、それは、海の向こうに特有の習慣、というわけでもないのでは?
 というのも、私猫またぎは昔、祖母の通夜で、親戚たちが童謡を口ずさんだりしていた(彼女が生前、好んでいたから)、という話を聞いたことがある。私はその場には居合わせなかったが、わりと和やかな雰囲気だったようだ。
 …もしや、こういうことをしたのは、猫またぎの親戚だけなのだろうか? いや、そうでもないと思うのだが…。

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