友人B子ちゃんと一緒に、后妃エリザベート展@京都伊勢丹、を見に行ってきた。
 
 彼女は、自分が私を無理に巻き込んだのだ、などと冗談めかして言っていたが…。しかし、それはただの取越苦労である。元々出不精の私は、自分から遠出をすることは少ないので、彼女からの誘いは喜ばしい限り。気が向かなければあっさりと断るので(薄情なやっちゃ…)、心配無用。…多分、彼女はこの日記を見ていない(と思いたい)のだが。
 
 ともあれ、そういうことで、誘いにはホイホイと乗る。やれ、ありがたや、ありがたや。
 
 
 しかし、展示が突っ込みの対象に見えてしまうのは、関西人の悲しき性でしょうか。
 特に、気の置けない友人と共に見ていると、遠慮もどこへやら、思ったことをばんばん口にしてしまう。…のは、私(とB子ちゃん)だけ?
 
 いや、そうでもなさそうだ。肖像画を見て、知らない女の人が一言。
「よう肥えてはる」
 つい笑い転げそうになってしまった。確かに、二の腕やなんかは結構むちむちっとたくましかったけど…そんなこと言わんでも。展示を見ての感想としては、ちょっと、なあ。

 部屋の中に閉じこもらず、乗馬などもこなす活動的な人だった、という意味で「野生児エリザベート」という記述を幾度か目にしたので、
猫「なんや、野生児って言うから、どんなんかと思ったら、コルセットしてたんかー」
B「そら、昔の姫君やもん、それぐらいしてるやろ」
猫「えー、私、てっきり、狼に育てられた少女みたいな姿を思い浮かべてたわー」
B「そんなわけないやろ…」
 …確かにそうだな。しかし、コルセットを締めた野生児って、その表現自体、間違っているような気がするが。

 金糸銀糸(だったかな?)で豪華な刺繍が施された上着にいたっては、
B「今時こんなん着てたら、一体どこの演歌歌手やねん、って感じやな〜」
猫「そうやな、着ていくとこ無いし。ちょっとそこまでゴミ出しに〜、っていうわけにもいかへんしなー」
などと言う始末。
 
 
 すみません、王室関係の方々。でも、楽しかったです(こらっ)。
 

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