友人と喧嘩

2002年10月2日
 どうやら、私にはもう友人でいるメリットが無いらしい。
 視野が狭く、社交性にも欠け、一方的につっかかってくるだけの存在なのだとか。そんな友人っているか?(「居る」なのか「要る」なのかは知らないが。両方かもな…)、とも問われた。

 猫またぎがどう生きようと、猫またぎの勝手。そう言われたが、そんなことは言われるまでもなくわかっている。
 そして、こうも言われた。人の目を気にしすぎなのでは、と。

 実は、ことの始まりは、去年にさかのぼる。
 数年前に、私が世の中と隔絶して過ごしていた頃、異性関係について、事実とは異なる醜聞がごく一部で流れたらしい。
 怒りが収まらず、その発生源を問い質すと、私の旧知の友人だ、というではないか。
 にわかには信じがたかったが、気になるので、本人に直接尋ねてみた。私にはそれしか方法が無かったのだ。

 そして、逆に怒られた、というわけだ。

 今回の話に関しては、彼女と私との間には、何人かの人がいただろう。
 噂というものは、事実とは違うことであっても、さも本当のことであるかように流れてしまう。
 それを、いちいち気にして、犯人探しをするなんて、あほらしい。

 …とのことだった。
 確かにそれはわかっている。しかし、

 今さして付き合いの無い人に何を言われようと、そんなもの、どうでもよいではないか。そんなに人の目が気になるのは、私が今の自分の立場に引け目を感じているからではないか、とまで言われた。

 それも全くなくはない。だが、それとこれとは別問題だ。
 それを、どうして結び付けて言われなければならないのだろうか。隔絶期間中、私の知らぬのをよいことに、色々言われたことは、泣き寝入りしろ、と。そう言うのか。私のような人間は、陰で何を言われても仕方が無い、と言うのか。
 
 私のことを話題にした人たちは、私を心配しているのではなく、ごく軽い噂話を口にしたに過ぎない、と彼女は言う。確かにその通りだろう。刺身のツマ程度のもの。私の存在なんてそんなもの。
 
 
 …書いている間に、混乱しそうになってきた。

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