だいたい勘付かれていることと思うが、私はこの日記で、いや、ここに限らずネット上では、あまり自分の立場を明かさないことにしている。
 性別こそ嘘はついていない(登録時に要記入だったのだ)が、名前の欄は、
  姓:猫
  名:またぎ
という、実にふざけたことを書いて出してみた。そしたら、実際それで登録審査(?)を通ってしまったらしいので、これ幸いとばかりにそのまま通している。
 職業も伏せているし、生年月日も偽物である(これは、この日記の一番初めに書いたような気もするが、ここで改めて断わっておく)。
 
 別に、知られて困る、という事情も特に無い。
「実は私、○○(←誰か有名な人の名前)の情婦なの。道ならぬ恋だから、隠し通しているの」
とか、
「実は私、他国のスパイで、身元を悟られてはならないの」
といった秘密があれば、なかなかスリリングで楽しくて素敵(などというのも、不謹慎かな?)なのかもしれないが、残念ながら、そういうことも無い。
 なのに、何故明らかにしないのか、といえば、単に、現実の(といっては語弊があれば、「顔を出した」とでもしておこうか)自分と区別をしておきたいから、である。
 ひとえに、私の身勝手さゆえである。
 
 
 だから、ネット上の顔馴染の人たちで構成される、「仲良しの空間」に、私がのこのこと入っていってもよいものか…という疑問が、常に付きまとう。
 そして、自分はその輪の外側の人間なのだぞ、と自分で自分に言い聞かせるようにしている。
 内側の楽しそうな様子を、その外から眺める。それはそれで、また悪くもなかろう。
 傍から見れば、それはもしかしたら、淋しそうな光景かもしれない。でも、私はそれでよい。自分でそちらを選んだのだから、仕方あるまい、と思っている。
 
 
 とは言いつつも、習慣という美名をまとった惰性にまかせて、心惹かれるサイトにほいほいと足を運んでいたりする自分がいるのも、また事実ではあるけれど。
 で、あまりにも通い詰めて書き込みをしていると、他の人が入り込みにくくなってしまうのでは…との懸念も芽生えたりする。そのあたりの匙加減も、私としては、難しいところである。私は何事においても、あまり察しのよいほうではないので。
 
 この問題について、年内にきっちりとまとめておきたい、と思っていたのに…どうやら、今の私には、その時間も余裕も足りなさそうだ。
 尻に火が点くどころか、全身火だるまになってからやっと慌てふためく(そして、間に合わないことも往々にしてある)という、自分の呑気さに、我ながらつくづく腹が立つ。
 
 
 ああ、もうそろそろ時間切れ。
 これが年内最後の更新になると思います。
(実は私は、自分の専用機を持っていないので、年末年始はPCからはネット接続は出来ません。買えばよいのですが…いかんせん、ものぐさで。)
 どこかよさそうなネットカフェでも見つければ、そこからひょっこり現れるかもしれませんが。
 今のところ、その可能性は低いです。
 
 
 いつもにも増して、ずいぶん長々と書いてしまい、失礼しました。
 来し方を振り返り、柄にも無く、年の暮れに少々感傷的な気分になったりしながら、この辺りで今年はお仕舞にします。
 では、また来年会いましょう。
 お元気で!
 

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