リンクの方の日記で思い出したのだが。
 
 私は、歯医者では、治療中も「目を開ける」派、である。
 というのも、そこの若先生が、ほとんどいつも、歯科衛生士と談笑しながら診察するから、なのである。

((*)私がお世話になっている医院では、近頃、彼の息子も歯科医になり、診察に当たっているのである。で、先生がふたり、という状態なので、区別のために、父親を「大先生」、息子を「若先生」と呼んでいる。
 で、失礼ながら言ってしまうと、この若先生がボンボン(=坊っちゃん)らしく、私にはどうも、頼りなく感じられてしまうのだ。)
 
 しかし、こちらは口に指を突っ込まれている状態なので、思うように意思を伝えられない。
 だから、私も遠慮などかなぐり捨てて、
「しっかり見てや!!」
と言わんばかりに、目に力を込めて、先生の目をぎろっと見据える。視線で訴えかけているつもりなのである。
 …つくづく、嫌な患者であろう。自分で読み返しても、そう思う。
 でも、目を瞑っている間に、何かわけの分からない処置をされたり、失敗を誤魔化されたりしても困るしなぁ、と思ってしまうのだ。
 そういうわけで、
「先生をじろじろ見るなんて、失礼でしょう」
との意見をものともせずに、私は目を閉じないままにしている。口で物を言えないぶん、目を当てにしている、というわけだ。
 
 
 先ほど、「若先生が頼りないから」と書いたが、よく考えてみると、昔から、大先生に見てもらう時にも、同様に目を開けていることを思い出した。(大先生も、喋りながら診察する時があるのだ…。)
 もうかれこれ、20年来の習慣である。
 
 …これってやっぱり、私の性格なんだろうか。
 

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