好ましい結果が出ない時には、トップの首さえ挿げ替えれば上手くゆく、というわけでもなかろうに。
 …と、私は思うんだけどな。
 
 
 
 
 
 
 ところで、昔々、指揮者をしていた人に言われたことを、ふと思い出した。
 
「指揮者は料理人、演奏者は材料。
 実際に表舞台に出るのは皆であって、私が自分で動くわけではない。極端に言えば、棒を振って指示を出すだけ。
 素材の鮮度や味自体がよくなければ、美味しいサラダは作れない」
 
 サラダじゃなくて、ミックスジュースだったかもしれないが、大体そういった感じの内容だった。
 美味しくない素材としては、聞いていて、耳が痛かった。
 
 もちろん、料理人の腕次第では、素材の持ち味を殺して、食卓さえも台無しにしてしまうことも、少なからずあるけどね。
 素材の選定というか使いどころの見極めも、料理人の腕の見せどころのひとつ、なのだろうし。
 
 
 
 
 しかし、考えてみると。
 そもそも、市場に出向いて材料を選んでくるのは、調理する本人とは限らないよなぁ…。
 
 
 ならば、その場合、
 献立の責任は、どちらにあるのでしょう?
 
 やっぱり、材料選びの担当者?
 それとも、調理人?
 手持ちの食材を何とか工夫して活かすことすら出来なかった、と見なされて。
(あるいは、両者とも、か?)
 
 火加減や味付けを間違えたのならば、当然後者。
 それ以外では…、
 買いたての材料ならば、前者。
 買ったはよいものの、冷蔵庫に入れっぱなしで、しなびたり半ば腐りかけたりしてしまっていたのならば、管理者(即ち、後者のことが多いのかな…)。
 他には、比較的気長に構え、庭の家庭菜園で種や苗から育てていたのだとすれば…。
 
 
 …うーん、難しい。
 色々な場合を想定すると、キリがなくなってきそうだ。
 上に挙げた以外でも、隣近所との物々交換(*)や、時には出来合いの惣菜なんかもあるかもしれないし…。
 
 
 
 
 
 などと、ぼんやりつらつらと思ったりした。
 …もしや、私の物言い、偉そう?(ドキドキ)
 
 
(*)関係無いですが、私の周囲では、お裾分けが結構ありますので…。ありがたいことです、はい。(本当に脈絡無いな)
 
 
 
 * * * * * * * 
 
 
 さて、そんなありがたきお裾分け仲間である店子たちの、今年度の顔合わせ会も、恙無く終了しました。よかったよかった。
 しかし…。
「飲みそうな顔」
って何ですか?>大家さん
 私ごときを飲兵衛呼ばわりしていたら、本物の飲兵衛の形容が無くなってしまいますよー。
 
 あくまで、多少嗜む程度ですから、私は。
 
 …などと自ら言うと、嘘臭くなってしまうのが困りものなんですがね(笑)。
 

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