オトコの下心

2003年5月17日
…というテーマでのエッセイを読んだ。ふたりの女の人の手になる、往復書簡形式のもの。
 
 
 そのうちのひとりが書く(彼女の知人男性の話の引用らしい)には、
 
「男ってのは、どこかでそういう下心を常に抱いているもので、女の人が否定的反応を示さないでいると、
『よしよし、うまくいっているぞ』
と思っていたりするものだ」
 
なんだそうな。
 
 
 …ち、ちょっと待ってくれ。
 そんなアホな。ほんの冗談ですよね?
 
 でも、全員とはいわずとも、一部でも、そういう考え方の人がいるとすれば、それは大変喜ばしくない話である。
 
 というのは、相手がそういう考えの人だと、
「色恋沙汰の絡まない、友好的関係」
というものが、築けなくなってしまうではないか! 先の著者の知人男性は、そういうものは、存在しえないと思っているのだろうか。
 
 何だかなぁ。
 笑われそうだが、そういうことを耳にすると、どうも、男の人に対して、積極的に出られなくなってしまうではないか。
 
 一応、誤解の無きように言い添えておくと、
「積極的に出る」
とは、もちろん、恋愛対象として、ではない。ある面では、そのほうがずっと楽だ、とすら思う。欲望の行き着く先が明確だから、余計な(?)思案を差し挟まずに済むし、ある意味やりやすいのでは、と私には思える。(…ちょっと品の無い言い方になってしまって失礼!)
 
 しかし、私は、いわば「茶飲み友達」がほしいのだ。
 その先は…というのは、考えられない。少なくとも、今は。
 
 
 私はあまりもてるタイプではない(多分そう。)ので、そういう生々しい欲望の対象になることは滅多に無い、と思っていたのだけど、
「もし、変に許容範囲の広い人だったら…」
と考えると、…うーん、面倒臭い。
 
 なんか、こういうことを書いていると、
「自意識過剰なのでは?」
と思われそうで困ってしまうのだが…。だからこそ、話題にしにくい内容ではあるのだが…。
 
 
 やっぱり、冗談ですよね?
 
 …世の中の男の人に、アンケートをとってみたい気分。
 

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