土足はご遠慮願いたく
2003年11月24日前回(の秘密日記)と重なる部分も多々あるかもしれないけれど、整理して書けないので、このまま…。
目の毒全開なので、見たくない人は見ないこと。
* * * * * * *
鹿のふん氏がどういうつもりで、私に近付こうとしたのか、それは知らない。
そもそも、そんなものは、私の知ったことではない。
でも、もし仮に、私と何らかの意見交換をしたいと思っていたのだとしても…。
彼のやり口にぎょっとさせられてしまい、そんな気持ちにはなれなかったのだ、私は。
居住地が離れていて、直接会って話をするなどの即時の反応が不可能だから、何かそれに代わる手段を…、というのであれば。
電話でもメールでも、あるいは手紙だって十分じゃないか。私の携帯の番号やアドレス、それに、実際の住所までも知っているのだから。
別に、日記という形をとって、わざわざ第三者の目に触れさせることもあるまい。
それなのに、リンクするとの前触れも無く、いきなりしてきた。
しかも、それから、私の日記の感想を、メールで送り付けることまでしてきた。
こちらとしては、たまったものではない。
まるで、自分の部屋に、土足でずかずかと踏み込まれたように感じた。
「謝りたい」とは、つまるところ、そういうことだったのか?
日記のリンクを貼り、秘密メモでやりとりをし、その上メールまでも一方的に送り付けて、オンラインとオフラインの両面でがっちりと私を監視したつもりになる。
それで「なあなあ」の姿勢でにじり寄り、親しくなったかのつもりで、とりあえずの安心を得る、と。
そういうことか?
何だか、猛烈な嫌悪感が襲ってきた。
そんな、ぬるい交流への欲求に、いちいち応えていられるか、っての。
付き合いきれない。
仲良しごっこを繰り広げたいのならば、せいぜい他の人と楽しんでおくがよかろう。私とじゃなくて。こんな嫌なことを言う、可愛げの無い女じゃなくて。
それに、ここは私にとって、顔見知りの人間関係とは切り離した場なのだ。
そこまであからさまに、監視もどきの言動をとられてたまるか、っての。
そんなことで、私を搦めとることが出来るとでも思っているのか?
随分と、甘く見られたものだ。
なので。
そちらが勝手にリンクしてきたのだから、私は諸手を挙げて歓迎はしませんよ、と。
表日記を読むのは自由だけど、裏日記までも見せるつもりは更々ありませんよ、と。
読みたいならどうぞ、ただし、リンク仲間は私とは別に探してください、と。
そう書いた。
それが、その時の私の精一杯だった。
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何だか、こういうことを書いていると、気が鬱々としてくる。
私がそうなのだから、読まされるほうはもっと、迷惑なことだろう。
こんなことを言っていると、いつかは我が身に跳ね返ってくるのかな、と思う。
そのうち人に煙たがられ(今もそうかもしれないが)、周囲からは皆遠ざかり、
「そして誰もいなくなった」
なんてことになるのかな、と。
また、
「他人の甘えを嫌うのは、自分が甘えたい人」
という指摘が、鋭く突き刺さるようにも感じる。
そうなのかな。それと同じ論理なのかな。
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遠距離での即時交信と双方向の意見交換が、有効な利用法。
そう考えるのだとすれば、今こうして私が書いている内容なんて、実に下らないもの、なのかもしれない。
きっとそうなんだろうな。実際に自分の立場を明らかにした上で、臆すること無く語ることが出来る、そういう人にとっては、私のような振舞は、不可解なものでしかない、のかもしれない。
感情の吐き捨てだったり、その他、日頃言えないことを書き散らすなんてのは、有意義とは程遠いこと、なのかもしれない。
先日の秘密日記で、別の文脈で、図らずも「徒花」なんていう表現を用いたが、私のこの日記みたいなものこそが、実を結ばない、無駄なものだと思われていることか。
…そうか。
* * * * * * *
ネットはアメリカで軍事用の通信技術が民間転用したものだからそれ以上の機能はもともとない。
そんな、元友人の言葉を思い出した。
ネットも良いけれど、それはあくまで現実を見る一つのツールとしての役にしか立たない。
そんなふうに彼女は言っていた。
別にネットでの交流に溺れているわけではないけれど、でも、彼女の物言いが、何だか高いところから見下ろしているかのように感じられて、嫌な思いをした。
人は現実に在る生き物だ、体温在る身体で体験を…、などと言いながらも、結局彼女のしていたことは、人の感情を手玉に取るようなことだった。
…そんなあなたが、そういう偉そうなことを言えた立場なの?
数年経った今でも、その思いは拭い去れない。
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今、その時の気持ちをも思い出した。似たような、とまでは言えないけれど。
…なんか話が混乱しているなぁ、私。失敬。
直接会って話せる状況ばかりとは限らないのに。
そういうのは、所詮、無記名の戯言と解釈されるのだろうか。
自分の立場を明らかにしたくない人の存在なんて、そして、その上で発せられた言葉なんて、軽視されても仕方の無いものなのだろうか。
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