ISBN:4396761554 コミック 二ノ宮 知子 祥伝社 1996/09 ¥920
出版社/著者からの内容紹介
所長と出会ったその日から、酒の奴隷になりましたっ!!所長とは、何を隠そう著者・二ノ宮知子、その人である。ここだけの話だが、このマンガは恐ろしいことに100%ぜんぶ実話なのである。全国5000万人のよっぱらいファンが泣いて喜ぶ珠玉のドキュメンタリーである、なんちて。


 一緒に過ごした彼女曰く。
 この日(24日夜)の私の酔い方は、派手ではないが実に朗らかで楽しそう。
 傍目には、割とまともな振舞。記憶をなくす状態には見えない。(それはある意味、却って怖いのでは…?)
 立ち寄ったコンビニで、タイツ購入。
「60デニールがあるよ!」
と嬉しそうに言っていたらしいが、これも覚えが無い…。(いや、なくした記憶は、ほんの一部分なんですよー!)
 財布に収められたレシートを見て、
「(当然だが)万引じゃなくてよかった」
と思った。

 貴重品を紛失したり、無意識のうちに電話やメールをしたり、小間物屋を広げたり、はたまた暴れて醜態を晒したり、などの迷惑な酔い方はしていなかった模様。本当によかった…(履歴や鞄を確認して、ほっと胸を撫で下ろした)。
 ま、そこまで自分自身が制御不能ではなかったということか。
「よく回ったのは、疲れとストレスと嬉しい出来事とが重なったからじゃないの」
と彼女はフォローしてくれたが…(事実、量的には、それほど飲んでいない)。うーむ。精神的な要素って、案外大きいのかなぁ。
 しかし…、
「酔って記憶をなくす人なんて」
とは、もう言えないのかもしれない…。しょんぼり。


 翌日は、彼女に連れられて朝の散歩。神社へと向かう。
 いやぁ、早朝(私の時間の感覚では)のそぞろ歩きもいいものですな。クリスマスに酒臭い息で参拝した我々。罰当たりでしょうか。神様すみません。でも、しっかり願い事は言ったけれど。愚かな酔っ払いどもを、寛大な心で見守って下さい…。
 その足で、再びコンビニに。宿酔の薬を買う。朝の清々しい空気の中を歩きながら、茶色の小瓶を口に運ぶって図も、ちょっとなぁ…。

 ちなみに、この日の朝食は粕汁でした。
「今のあなたには、ちょっとした拷問かもね〜」
という彼女。
 …そうかもね〜。でも、結局しっかり平らげたけどね。
 そして、
「気分転換に、読書でも」
と差し出されたのが、この本。
 …薦めてくれるのはありがたいんだが、ちっとも気分は転換されないぞー。この時の私では、内容がいまいち頭の中に入ってこなかった。うぅ。
 というわけで、また改めて、買って読んで書こうと思います。まぁそのうちに。
 
 かく言う私は私で、手土産に酒粕飴(*)などを持参したのだった。およそクリスマスらしからぬプレゼントだな。
(*)別名「酒入りミルキー」。過去の日記にも登場。

 そんな、静寂でも神聖でもなかったクリスマス。
 正統派の過ごし方とは程遠いけれど、これはこれで、まぁいいか。

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