なんだかなぁ
2007年10月10日居酒屋で、他のお客さん(初対面に近い間柄の人)から言われたこと。
「あなた、若く見えるよね〜。
…で、歳いくつなの? 」
……。
「若く『見える』」というのは、実年齢を知った上で言えることだ!
知らなければ、見た目の年齢との比較は出来ないし。
実際に若いだけ(つまり、歳相応)という可能性もあるでしょう?
そこから考えると…。
別に、私が本当に若々しく映ったわけではないのだろう。
前述の台詞は恐らく、動揺を誘ってぽろっと口を割らせるための手段である。
(リップサービス、とも呼ばれうるのかな?)
しかし、そこまでして探り出すほどのものでもないと思うけど…。
聞いたところで別段、面白くも何ともないよ。
頼むから、そっとしておいてくれー!
こっちは静かに飲食しているだけなんだし。
ま、さすがにそんな見え見えの社交辞令には、私でも気付くんだが。いくら自分が小柄で童顔の部類とはいえども。
そういうヨイショ(発言者は、そのつもりかな)は真に受けず、程々に(割引いて)捉えておかねば。
でも時々、その手の文言を本気で信じている人もいるみたいで。
「娘と一緒に歩いていると、よく姉だと間違われるんです〜♪」
と、嬉しさを隠し切れない様子の女の人とか。
ギャグで言っているのかと思いきや、そうでもないらしい。やれやれ。
大丈夫、あなたがたは、ちゃんと親子に見えますって。
所詮、本当の若さには到底及ばない。
「姉妹のような母娘」って、周囲は気遣って口にしている言葉だよ。
単に、機嫌を損ねないから言っているだけ。
願望(母親側の)を感じ取って発するお世辞。
年少者と釣り合うぐらいに(下の歳に)見えるって、そんなに凄いことか?
中には稀に、本物の該当者もいるだろうけど…。
そういう人の場合、逆に劣等感などの複雑な感情を抱くようで。
他者からの過剰な意味付けや、それに伴う評価に戸惑うのは、当人ならずとも頷ける。
そうじゃなくて、自ら「若見え」を喧伝する…という辺りが、非常に怪しい。
「若見え」を認められて喜んでいる人の場合は、中身の幼さが滲み出ているだけでは?
若さを無理に追いかけるんじゃなくて、成熟の魅力を見せる方向で努力すればいいのになぁ。
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